ロコモティブ症候群とは

運動器の衰えで寝たきり予備軍4700万人

ロコモティブとは運動器のこと

ロコモティブは機関車、移動という意味ですが、医学的には、関節、骨、筋肉などの運動器を意味します。運動器が衰え、段差で転倒や骨折する人が急増していますが、特にひざ痛、腰痛症、骨粗鬆症の人は注意が必要です。

現代人の泣き所 足の付け根が危ない

人間の急所は足の付け根(大腿骨乳頭部)。いわば二本足で歩く人間の泣き所。転倒で、簡単に骨折しやすい部分です。寝たきり人口の急増の主な原因となっています。

特に自転車の転倒に注意

自転車で横や斜め後ろに転倒すると大腿骨が折れやすいことがいわれています。荷物の積み過ぎや段差には十分注意しましょう。

ロコモティブ症候群対策

ロコモ予防食

骨や関節に良い食品を意識して摂りましょう。
カルシウムの豊富な大豆食品、コラーゲンの豊富な骨付きの肉や魚。山芋・もずくに代表されるネバネバ食品や、ニンニク・ネギなどイオウの多い食品も軟骨向けの食品です。

普段使わない筋肉を使う

現代生活は同じ姿勢の繰り返し。使う筋肉が限られているため、使わない筋肉が早く老化します。普段行わない姿勢や体操で身体をまんべんなく使うようにしましょう。

片足立ちがポイント

運動器を養うには「片足立ち」の練習がポイントです。つかまってでも1分、片足で立てるようにしましょう。

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